おおちびの成長日記

ちょっとクセの強い女子大生の生活の一部を本邦初公開

No.7 22歳女子大生が旅に出た訳

 

こんばんは。おおちびです。

 

今日はわたしが旅に出た理由を綴ろうと思います。

 

簡単にわたしの自己紹介をさせてもらうと、

愛知出身、関西の大学に通っていて、この春から大学5年目の4年生です。

 

んん?と思った方もいらっしゃるでしょうか。2019年、大学3年の秋から1年間休学をして、オーストラリアのシドニーに半年間語学留学をしていました。その後、東京オリンピックのボランティアをする予定が白紙になり、コロナ禍真っ只中、4ヶ月ほどメキシコに行き、2020年の秋から復学しています。

 

詳しくは、こちらをご覧下さい。

No.3 世界のこんなところに日本人大学生 〜メキシコ・モンテレイ編〜 - おおちびの成長日記

 

3年の後期といえば、そうです。

就活

わたしはこの2文字にかなり苦しめられています。

 

わたしは6人兄弟の末っ子で、大学に入るころには上はみな就職し、入学当初からずっと就職のことは意識していました。

3年に入り、いよいよ就職活動目前。

早くから始めるのに越したことはないと思い、夏頃からインターンシップへの応募や自己分析、業界研究等の準備をしていました。

 

中学生の頃からCAになりたいと思い、海外の人と接する機会があるアルバイトをしたり、エアラインセミナーへ参加したり、その方向へ向かって歩みを進めていました。

そんな矢先、新型コロナウイルスの蔓延

航空会社は軒並み採用中止になってしまいました。

これは航空業界を目指していた人全員が同じ条件なので、この状況でなんとかするしかありません。

 

ほかにやりたいこと、数年後、再び航空業界の門戸が開けたときに備えてプラスになる仕事をすること、公務員、その他いろいろ考えました。

 

しかし、考えれば考えるほど、自分がなにをやりたいのか、どんな人生を送りたいのか、どういう人間でありたいのか、どんどんわからなくなっていってしまいました。

 

企業の採用ページをみれば、主体的に行動できる人、周りを巻き込んで問題解決できる人などなどわたしには無いものばかり。

 

このように自己分析をしていると、自分の欠点•ないものに目がいくようになり、その上目標や夢もない、次第にそんな自分には価値がない•生きていたって仕方がないという思考回路に陥りました。

 

ありとあらゆることへの自信や意欲をなくし、あれほど憧れていたはずの「CAになりたい」という夢さえ消え去りました。

 

11月ごろから消えてしまいたいという感情が芽生えるようになり、

食欲低下、朝起きられない、心臓が締め付けられるような胸の痛み、喜怒哀楽の感情がなくなる、今まで楽しめていたことが楽しめない、簡単なことが決められない、人と会いたくない、訳もなく涙が出るetc...

 

やりたくないけどやらなければいけない。

 

息抜きをしているときですら就活のことを考え、文字通り四六時中出口の見えない暗闇の中を走り続けていたら、心と身体が悲鳴をあげました。

 

これはまずいと思い、藁にもすがる思いで精神科を受診し、抗不安薬を処方してもらいましたが、根本の問題はなにも解決されていないので、症状はよくならず、、

むしろ、悪化の一途を辿るばかり。

 

一人でやるのはよくないとアドバイスをもらっていたので、友だちと話したり、就職支援課やエージェントを頼ったりしていたつもりではありましたが、

自分で自分にプレッシャーをかけ続け、自分にはなにも取り柄がないと思い込み、自分を責め続けた結果、わたしは自己嫌悪と自己否定の無限ループから抜け出せなくなってしまいました。

 

根底には自己肯定感の低さや自信のなさがあり、失敗したくない、傷つきたくないという恐怖があったのだと思います。

それに、世の中の就活生が乗り越えていることを乗り越えられない自分を受け入れることができなかった。

そんな弱い自分を認めてあげることができず、大っ嫌いになり、消したくなりました

 

そんな精神状態だから、当然面接でも自分をうまく表現することなどできず、、、

 

口から出てくるのはネガティブな言葉ばかり、大好きなテレビ番組を観ても全く笑えなくなって、毎日泣いて泣いて過ごしていました。

 

それでもこんな自分をなんとかしたいという思いは僅かに残っていたので、信頼しているキャリアコンサルタントの方に泣きながら電話。

 

そこでこんな言葉をかけていただきました。

 

「人生はあなたが幸せになるためにある。そんな辛い思いをしてまで就活をしなくてもいい。」

 

涙が溢れました。

きっとずっとかけてほしかった言葉だったのだと思います。

逃げることに対する承認がほしかった。

だけど、今やめたら採用は減る、普通じゃない道を進むことになる、そんな道を進むのが怖かった。

それに、どんなにアドバイスをいただこうと最後に決めるのは自分です。選択の責任を負うのも自分です。

そのことに対してもとてつもない恐怖心を抱いていました。

 

「あなたは今なにがしたい?」

「島に行きたい。」

ポロッと出てきたわたしの本音でした。

久しぶりに抱いた「〜したい」という感情

「行きたいなら行っておいで。大丈夫だから。何があってもサポートし続けるから。

文字を打っている今にも泣き出しそう、、、

 

その言葉に背中を押してもらい、自分を救うために旅に出ることにしました。

長ーくなりましたが、これが私が旅に出るに至ったざっくりとした経緯です。

 

ブログを始めて早々におもーい話でしたが、

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

将来のわたしが読み直したとき、

「なーんだ、そんなことに悩んでいたのか」と笑えるといいなと思います。

 

次回はおおちびの一人旅【石垣編】です✈︎

では、また( ¨̮ )