おおちびの成長日記

ちょっとクセの強い女子大生の生活の一部を本邦初公開

No.10 旅のまとめ

 

こんばんは。おおちびです。

 

今回は一人旅を通して感じたことを綴りたいと思います。

 

那覇で3泊、石垣島で計2泊、波照間島1泊、6泊7日の旅。

 

年齢、性別、出身地、職業、、、普通に生活していたら絶対に出会うことのないような方とたくさん出会うことができて、その方たちの人生に少しだけお邪魔させていただきました。

 

いろんなお話を聞かせていただく中で

「どんな人生もかっこいい」

そんなことを強く感じました。

 

挫折や困難を乗り越えて、好きなことを仕事にしてイキイキしている姿がかっこよかった。

未来が楽しみと言っている清々しい顔がかっこよかった。

自分の人生を自分の足で歩んでいるその姿自体がかっこよかった。

 

それぞれにそれぞれの人生のストーリーがあって、決して順風満帆にいっている訳ではないからこそ、深みのある人間になっていくんだなとしみじみ。

 

大学ではアルバイトや留学を通して、世界が広がったと思っていましたが、それでもまだまだ自分は小さな世界で生きていたんだなと思い知りました。

 

社会のメインストリーム(ここでは卒業後、一般企業に就職することを指します)にいないと、社会から排除されてしまう、なんだか生きていけないような気がする、そんな風に思っていましたが、

少し外の世界をみてみたら、ぜーんぜんそんなことない。いろんな生き方、働き方をしている人がたーくさんいる。

 

自分の世界から出て、実際に目で確かめてみないとそんな当たり前のことにさえ気がつくことができませんでした。

 

もうひとつ大きな気づきが、

一人旅は孤独だけど、孤独じゃない

ということです。

 

出発したときは、カップルや家族、友だちで旅行に来ている人たちがとっても楽しそうに見えて切なくなり、とてつもない孤独を感じていました。

しかし、孤独だからこそ、人との繋がりを欲して初対面の人ともコミュニケーションを取ろうとし、結果、思いもよらなかった素敵な繋がりがいくつも生まれました。

 

この旅で出会った人のほとんどは、もう一生会うことのない人だと思います。

それでも、偶然出逢い、人生の一瞬を共に過ごせたことはわたしにとって一生の思い出です。

 

こうして少し時間が経って振り返ったとき、一番に蘇るのはエメラルドの海でもなく、沖縄の伝統的な家々でもなく、そこで出会った人たちの顔と笑っている自分の姿です。

名前すら知らない人もいます。だけど、一人として忘れることはないくらいとても濃い時間でした。

 

生きた屍のような状態で出た旅で

人の温もりや優しさに何度も救われました。

懸命に生きている姿に勇気をもらいました。

出会ってくれて本当にありがとうございました。

 

一人旅っていい。

次はどんな出会いが待っているか楽しみです!