No.9 石垣島 後編
こんばんは。おおちびです。
読んでくださり、ありがとうございます。
さて、前回のクリスタルビーチからの続きです。
スリリングな道中、絶景の海を思う存分楽しみましたが、さすがに疲れた。お腹すいたなーと思いながら、とりあえず公道に向かって歩いていると、どこからともなくいい匂いが、、、
「八重山嘉とそば」の登場。
1時過ぎの到着で、前には2組の待ち。
30分程度で入店できました。
そば屋っぽい威勢のいい、いらっしゃいませーっ!がなく、店主と思われるおじちゃんが忙しそうに黙々と働いている様子が印象的でした。
昼からビールと書いて至福と読みますね。
ラッキーなことに日替わりの小鉢と炊き込みご飯がついたセットはわたしの注文で完売。
そのあとすぐにおそばも完売していました。
塩ベースのシンプルなスープがうまい!そばをすすり、ビールを流し込み、海を眺めて箸休め。幸せな時間でした。
お腹も満たされたことだし、市街地へ帰ろうとバス停へ。
時刻表を確認すると、次のバスはなんと2時間後。島が本気を出てきた。
1時間に1本くらいは想定していましたが、まさか2時間後とは、、、
ここでひとつの葛藤が生まれました。
2時間バスを待つか。ヒッチハイクをするか。
ヒッチハイクは少し前からの夢でした。なんか旅人っぽくてかっこいいっていう理由で笑
ただ、一応年頃の女だし、一人でやるのは怖い、だからといって友だちを誘うこともできず、これまでできずにいたことのひとつでした。
「どうしよう。どうしよう。」
考え抜いた末に、リスクを考えても2時間待つのは無理!島だし、内地よりも安全だろうという根拠のない理由で人生初のヒッチハイクに挑戦することにしました!!!
歩道脇に立ち、親指を上げてグッドサイン。
「これこれ〜、やってみたかったんだよなぁ〜」と内心ウハウハ。
一方で、わたしの高まる気持ちなど関係なく、1台目のトラックはスピードを緩めることなく通過。
ちょっと自信を無くす。
でっけートラックがやってくる。
度胸試しだと思い、もう一度上げる。
「あー、行ってしまった」
と、思ったら10mほど先で止まってくれた!!
そのときできる一番の元気ボイスで、
「こんにちは!どこ行かれますか!?」
「市街地のほう」
「乗せていただけますか?」
「いいよ。」
まさかの開始3分で終了。こんなに早く終わるとは。
ご職業を聞くと、建築会社の社長さんとのこと。
ヒッチハイクしている人を乗せるのは初めてだったそうですが、石垣の家がコンクリート製から木製に変わってきていること、建築業のコロナの影響、島人の海の遊び方などなど、いろーんなことを教えてくれました。
市街地までの20分はあっという間。
最後に記念写真を撮っていただいて、お別れをしました。
これぞ一期一会だなと。計画0、行き当たりばったりの旅だったからこそ、こうして出会えた縁に感謝です。
さて、市街地に戻ったら、今日の宿探し。
条件はもちろん、とにかく安いところ。
で、決めたのはここ↓
えみっくす
お土産屋さんが建ち並ぶユーグレナモールの中にあり、離島へのフェリーが出てるターミナルまで徒歩5分という好立地で、お値段1泊1650円!!
石垣島で安宿、人と出会える場所を求めている人にはとってもおすすめです!
次回は旅のまとめをしたいと思います!
では、また〜( ¨̮ )